中国企業6社がタイで90億バーツを超える投資を検討中
中国企業の6社(非公開)がタイで90億バーツを超える投資を検討している。タイは、さらに多くの中国企業が投資することを求めており、投資系イベントが中国国内で開催された。このイベントには、中国の投資家にタイでのビジネスの機会を紹介する目的がある。また既にタイに進出している中国企業も招待され、イベントでは参加者と交流。
タイ投資委員会(BOI)のロードショー2024は大成功を収め、主要な中国企業がタイでのさらなる投資に関心を示している。
BOIの事務局長(Narit Therdsteerasukdi氏)は、2024年11月21日に上海で開催された「タイ・チャイナ・インベストメント・フォーラム2024」に600社以上の中国企業が参加したと述べている。
BOIは3つの対象産業で活動する6社の中国企業を新たに選出し、BOIと共にこれらの企業との会合を行った。その結果、これらの企業からタイへの90億バーツを超える投資に対する強い関心が示された。
6社が関心を示した対象産業は以下の通り:
EVバッテリーセル:2社が、電気自動車(EV)業界、エネルギー貯蔵およびクリーンエネルギー業界の製品製造に関心を示している。
先進電子機器:通信、データセンター、チップ設計用の先進的な電子部品を製造する3社が、輸出向けの製造拠点としてタイを選ぶことに関心を示している。BOIは、これらの企業がエンジニアに雇用機会と訓練を提供し、タイのAI産業の発展に貢献することを推奨している。
生物学的パッケージング:1社が、サトウキビの残留物からパッケージング素材を製造することに関心を示している。このパッケージングは食品および電子製品用に使用され、農業廃棄物の価値を高める。
参照記事:
https://www.bangkokpost.com/business/general/2904418/boi-rolls-out-roadshow-to-lure-china
https://www.nationthailand.com/business/investment/40043586
GDM編集部